お客様の声

Vol.5

<お客様>

愛媛県今治市

武田 さん

<担当>

アズマ補聴器センター

崎 山 愛

武田様は補聴器のご使用歴が35年以上で、当社をご利用いただいてからは、25年が経ちます。現在は絵画やご旅行、ボランティアなど幅広くご活動されています。補聴器を長くご使用されている武田様に、今と昔の補聴器の違い、そして、これから補聴器をお考えの方や現在ご使用中の方へのアドバイスなどをお伺いしました。

(崎山)お耳が聞こえにくくなったのはいつ頃でしょうか?

幼児の時です。母が言うには、高熱を出して病院に行くと感音性難聴と言われて、徐々に聞こえにくくなると言われました。その頃は今と比べるとそこまで聞こえにくくはなかったので、補聴器を使わずに学校に通い、席を前にしてもらうようにしていました。大学にもそのまま行って、補聴器を使い始めたのは31歳の頃です。

(崎山)初めて補聴器を使われた時の聞こえはいかがでしたか?

元々、左耳はほとんど音しか入らない状態で、右耳はある程度大きな声で話してもらったら聞こえていました。補聴器を片耳だけにつけるなら、良い耳を主体にして、良い耳に合わせて補聴器をつけるのですよと最初に聞いていたので、右の聞こえに合わせて、左の方は音をとるという感じにしました。片一方だけだと、頭の中の機能が半分しか回らないかなと自分で思って、両方につけました。
そうすると、今まで聞こえなかった音が聞こえるというか、全部雑音だと思っていた音が、「あれは違います。車が走る音です。」とか、「車と道路がスリップしてシューという音だよ。」とか、「外に出て、一度聞いてみますか?」と言われて聞いた音が、そういう音らしいですね。
初めの頃は、ずっとつけているとしんどいので、つけたり外したりを繰り返して、徐々に慣れていったというところです。

(崎山)初めは違和感があったのですね?

そうですね。今まで聞こえなかった音が、パーッと頭に入ってくるという感じだったので、疲れるんですね。若かったから慣れが早かったと思うのですが、そういうしんどさがあったので、つけたり外したりして慣らしていきました。慣れた今は、つけていても寝られるほどです。補聴器をつけていることが普通になりました。

(崎山)補聴器を初めて使われたのは大分前のお話になりますが、使われる前と使われた後で生活がどのように変わりましたでしょうか?

家族が大きな声で話してくれていたのが、そこまで大きな声でなくてもある程度聞こえるようになったこと。それともう1つ、友達といても聞こえないから作り笑いをしていたのが、大体聞こえるようになったから、自分が輪の中にいても楽になったと思います。
あと、病院や受付で、名前を呼ばれても聞こえなかったのが、近くにいて名前を呼ばれたら聞こえるようになりました。
私の場合は、前にアナログの補聴器を使用しておりました。アナログの耳かけ型補聴器と今使っているデジタルの耳あな型補聴器と比べてみてどうかというと、やはり電話も聞こえるし、携帯電話も今は十分聞こえます。アナログだったら、携帯電話を当てると、ハウリングか何かでプルプルと言って携帯電話が使えない状態でした。今はそうではないし、やはり良いなというのが分かります。会議もよく聞こえだしましたし、普通の電話でも今はパッと耳の横に電話を当てたら聞こえます。昔使っていた耳かけ型だと、電話を聞くにも電話を動かして聞こえる位置を探さないといけなかったのが、今はそれがなくなりました。
やはり、補聴器の力はすごいと思います。今は補聴器を外すと、ほとんど聞こえませんから。皆がビックリするのですが、「耳が本当に悪かったの!?」とビックリされます。外すと聞こえないです。

(崎山)そうですね。普通にお話をしていたら、聞こえないという感じが全くないので、周りの方は驚きますね。

(崎山)アズマ補聴器センターに何かメッセージがあればお願いします。

聞こえない人のために親身になって、補聴器をお勧めしていただいて、聞こえにくい人たちが、少しでも明るい生活ができれば良いかなと思います。その手助けだと思うのですね。アズマさんがどうとかいうことではないですが、補聴器がもう少し安くなれば買いやすくなるのですが…。でも、私の場合は手入れをよくすると、長持ちをするという感じがありますね。アズマさんでは気軽にメンテナンスをしてくれているから助かっています。これからもぜひ続けてやられたら良いかなと思います。

(崎山)今、補聴器を検討されている方やお使いの方にアドバイスがあれば、お願いします。

アズマさんだったら、1週間か10日間隔で貸してくれるから、自分に合わせて試聴をしてみてください。補聴器にはいろいろな器種があるのですが、2つか3つか目標を決めて合わせてみて、自分に音が合う物をするとか。これからだったら防水の機能がついている物が良いかなと思います。
昔は「ザーザー雑音が入ってくる」と言っている人がいましたが、多分それは雑音ではなくて、今まで聞こえなかった音が全部聞こえているからだと思います。私の経験からしたら、確かに雑音が入ると思うけれど、その雑音が風の音であったり、タイヤと地面が擦れる音であったり、鳥の鳴き声であったり、いろんな音が多分雑音に感じるのだと思います。普段、よく聞こえる方はそのような音を日常生活で聞いていると思うのです。ただ、私たちはずっと聞こえていないまま、または、ある程度聞こえなくなってから何年かして「もっと聞こえるようになりたい」と思ってつけるから、このような昔聞いていた音を忘れていると思います。少しボリュームを下げた音から徐々に慣らして行ったら良いかなと思います。
補聴器を一度失くしたことがあります。職場で少し外して机の上に置いておいたら失くしてしまいました。耳あな型は小さいから一緒に捨ててしまったのかもしれません。どれだけ探してみてもなかったです。だから、私の経験から、外したらそのまま置いておかずに、必ず何かケースにしまうようにしたら良いと思います。寝るときは何かが起こった時に困るから、頭の近くに置いておいて、乾燥器に入れておくと良いと思います。
補聴器があるのとないのとでは世界は確かに違います。世界が広がるというか、趣味の範囲も広がってくると思います。私が補聴器と共に歩んだ35年は、補聴器に助けられた働き盛りの人生でした。補聴器をつけたおかげで、充実した有意義な暮らしをして来られたと思います。補聴器の性能や形などは、私が初めてつけた35年前とは進歩が目覚ましく、格段に良くなってきています。聞こえにくいと思ったり、聞こえにくくなったら、少しでも早く補聴器専門店に行って、補聴器をつけられることをお勧めします。私ももっと早くつけていたら、学生生活がもっと楽しいものになったかも…と思ったりもします。

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